本日の心理学・名言16402-1

A
不完全であることを前提とする~
人間はややもすると、
修身や道徳の教科書に出てくるような素晴らしい人々の存在を前提として、
目標、計画などを立てがちですが、

現実に、その周囲に散らばってる人々というものは、
どこかに弱点を持ち、何らかの欠陥を持った、
生身(なまみ)の人間であるということを、忘れてはいけません。

このことは、例えば、かなり完全に近い人だとしても、
時間、金、能力などが有限である以上、

どこかを欠かさざるを得ないわけなのです。

完全な人間を前提として期待が裏切られたとしても、
その責任は、人間を知らなかった、
あなた自身にあるということにほかなりません。

その点、不完全を前提に、目標、計画を作成すれば、
それだけ要求水準も低くなり、
フラストレーション(欲求不満)も起こすことなく、
心身の健康にも、必ずや良い効果をもたらすに違いありません

要するに、欠点だらけの人々がいたわりあって、
生きる世の中を大前提として生きるのです。

B
自分を喜ばせることが上手になるほど、
理想を叶える力もどんどん増してくるものです。

何をすると、自分は楽しいのか、嬉しいのか、幸せを感じられるのか・・・
そんな自己理解が理想を叶える第一歩だと言えるでしょう。
by作者不詳

C
数ある同僚の中からぬきんでて偉くなる人は、
結局、偉くなるべき資格をもっているんです。
その資格とは、
「誰にも言われなくても、日々毎日、実際に努力している」

ことなんです。
by中村天風(日本初のヨーガ行者、天風会の創始者)