本日の心理学・名言16372-7

世の中で成功している人を見ると二通りあるようです。
一つは世間的に見て”好ましい”と思われる
特徴や能力を持っている人です。
たとえば明るい性格で、素直で正直で勤勉な人は、

その反対の人よりも好い地位や収入を手に入れやすいのです。

ですが、もう一つの成功するタイプは、
世間一般から”好ましくない”と思われている特性を武器に
成功を収めている人なのです。

誰でもが自分で気づいている欠点があるはずです。
しかし、欠点の背後には必ずその人の長所が控えていることがあるのです。

口下手の人には朴訥さが、時間のルーズな人には人を楽にさせる呑気さが、
陰気な人には物静かさが、
おっちょこちょいの人には人を笑いに誘う要素が・・・

欠点と長所はいつも背中合わせなのです。
あまり神経質になって自分の欠点を直す必要はありません。

直そうとすると、
かえってその背後の良さまで消えてしまう恐れがあります。
欠点を自覚して、
それをプラスに用いることを考えたほうがはるかに良いのです。

*朴訥(ぼくとつ):かざりけがなく話し下手な・こと(さま)