本日の心理学・名言15716-1

#プレグナンツの法則
プレグナンツの法則とは、人間の知覚の法則です。
プレグナンツ」とは、簡潔なという意味の言葉です。プレグナンツの法則には、代表的な3つの要因があります。
(1)
 近接の要因:
不思議なことに、近くにある縦線同士が、一つのグループになっているように見えてきます。

逆に、遠くにある縦線同士は、グループには見えません。
このように、人間の知覚には、近くにあるものをグループであると自動的に認識する機能があるということです。
また、視覚的なものだけではなく、時間的にも近いものはグループとして認識されます。

(2)
 類同の要因:
人間の知覚においては、同じような物を一まとまりのグループとして認識します。

(3)
 閉合の要因:
不思議に、お互いが閉じあっている部分が、一まとまりのグループとして、認識してしまうものです
逆に、お互いが開き合っている部分は、グループとしては、認識しづらいものです。
例えば、枠でくくられていたりするものは関連付いて見えます。
三つの[ ]があるように見えると思います。

][
の方が距離が近いですが、
三つの[ ]に見えてしまうので、
1)近接の要因よりも強いのかもしれません。
【    】【    】【    】

以上のように、人間の知覚は、
プレグナンツの法則によって、
意外にも、勝手にグループ化して、認識してしまうものです。