@A:
アサーションに最も大きなかかわりを持っているのが声でしょう。
非主張的な人は、小さな、高い声で話す傾向があります。
声の大きさ、話すスピードはもちろんのこと、
話し方全体もアサーションには大きな影響があります。
難しく、華麗な言い回しをする必要はありませんが、
簡潔で、率直、自発的な表現は重要です。
また、「あのー」「そのー」「えーと」などの余分な音が多すぎたり、
変な前置きをするとアサーティブに聞こえなくなります。
by自分の気持を伝える技術
@B:
非言語上のアサーションを考える上で、一つ重要な視点は、文化の違いです。
非言語的表現は、文化によって意味が異なるからです。
また、私たちは、馴染みのないものに対しては警戒心や不安を持ちやすいものです。
個人の違いも、突き詰めれば文化の違いと考えられますから、
それを敵意や攻撃的態度と誤解しないことです。
そして、そんな時は、率直に、アサーティブな態度で、相互理解を進めようとすることです。
文化間交流や国際化は、個人の違いを受け入れ、
自分も他人も大切にしようとする
アサーションの精神の延長線上にあるといえるでしょう。
注:アサーションとは、
「自他の尊重の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」という意味で、
アサーティブはアサーションの形容詞です。
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