本日の心理学・名言7219-3

心配性の性格は悪いことばかりではなく、
人生にプラスに働くこともあります。

まず、「動機づけ」を高めてくれます。
「よし!やるぞ!」という気持ちの原動力には、不安な気持ちが役立つのです。
恐怖や不安は、行動の起爆剤となりうるということなのです。
つまり、「将来への漠然とした不安を解消するために行動しよう」
という気持ちになるということなのです。

このようにポジティブな結果を手にするために、
不安のエネルギーをうまく利用すればいいのです。

心配ばかりして、何の行動も起こさないから不安の虜になるのです。
自分の「いいところ」を引き出せる人というのは、
不安や恐怖といった感情を行動力に昇華していけるのです。

これが習慣になれば、心配性であることは欠点ではなくなり、
むしろ「行動的な人」という評価を受けるのに役立つはずです。

*昇華~葛藤などのフラストレーション(欲求不満)を
別の高度で社会的に認められる目標に転換し、
その実現によって自己実現を図ろうとすること。