@A:
トップの管理職たちは、心温まる逸話を披露し合ったり、
元気づけられる戦術を伝え合ったりすることに
時間をさく価値をよく理解していたのです。
これはどの積極思考者にも顕著な特色です。
ある大企業のトップの管理職たちが語った主な方針の一つというのは、
成功するという雰囲気を作り出し、維持することでした。
彼らは成功については多くを語りますが、
失敗については最小限しか話しません。
そうすることで
「自分たちは正しい方向に進んでるのだ」
という信念を作り上げていくのです。
@B:
周りから見たらうまくいっているし、実際に成果が出ているのに、
本人は全然楽しめていない。
そんなケースもあるものです。
逆に、まだ成果を出していない段階でも、
本人は楽しみながら、意欲的に成長に向けて行動している。
そんなケースもありますよね。
周りから見てどうか?成果が出ているかどうか?
これらは、喜びや幸せに影響を与えるかもしれませんが、
決定的な影響を与えているわけではないのでしょうね。
周りの評価を気にし過ぎて、周りの期待に添いすぎて、
本当にやりたいことを忘れてしまう。
これでは、周りから好評価されていても、不安やプレッシャーばかりかもしれません。
成果ばかりを気にし過ぎて、良心に反することをしたり、その場を楽しめなかったりする。
これでは、仮に成果を手にしても、心から喜べないかもしれません。
周りの期待に応えようとすることや、成果を出そうとすることは、大切なことの1つです。
ただ、そこに偏り過ぎると、自分の期待に反し、
その場を楽しむことから遠ざかってしまうかもしれないのです。
これを機会に、誰の期待に影響を受けているのか、
周りからのどんな評価に影響を受けているのか、
その場をどのくらい楽しめているか、
大切にしたい考え方にどのくらい一致して取り組んでいるのか、
などを再度見直してみるのはいかがでしょうか。
by【自己維新】