本日の心理学・名言7113-1

A私たちの持つ代表的な感情の中で、
最も取り扱いが難しいのが怒りの感情でしょう。
怒りは、他の感情と同じように人間がまわりの何ものかについて、
自ら起こす感情であり、
避けようとしたり、抑えようとすればなくなるというのもではありません。
怒りも当たり前の感情であること、怒りを表現することは大切なことをよく知って、
適切に表現することが大切です。
怒りは、危険に対して十分対応できると思えれば、
対応を考えて、試みることが出来るのです。

何でも良いほうへと考える~
物事はどう考えたらいいか。
「自分に起こることは、どんなことでも自分にとって必要でプラスになる」
と考えるのがいいのです。
最近流行の「プラス思考」というのはこういう考え方を指しています。

良いことが起きたときは誰もが良い方へと考えられます。
しかし、悪いことが起きた時に、それを「自分にプラス」とは考えにくいものです。
試験に落っこちたり、大怪我したり、家族が病気になったり、リストラされたり・・・
こういう時「よかったね」とは自分にも他人にも言えることではありません。
ですが人生の真実は外面に現れた事柄を、
私たちが表面的に解釈してすむほど単純ではありません。
無意識の世界も含め、幼児体験、育った環境、ライフイベントなどなど様々は背景によって
「仮定の世界」「準拠枠」と呼ばれる自己認知の世界は常に変化し続けているからなのです。
つまり、人生は私たちの思考をはるかに超えているということなのです。
ですから、私たちは自分の身に起きたことで、がっかりしたり悲しんだりして、
それでもう人生は終わったと思うのは間違いと言えるのです。