本日の心理学・名言7112-3

世の中で成功している人を見ると二通りあるようです。

一つは世間的に見て”好ましい”と思われる特徴や能力を持っている人です。
たとえば明るい性格で、素直で正直で勤勉な人は、

その反対の人よりも好い地位や収入を手に入れやすいのです。
ですが、もう一つの成功するタイプは、
世間一般から”好ましくない”と思われている特性を武器に
成功を収めている人なのです。
誰でもが自分で気づいている欠点があるはずです。
しかし、欠点の背後には必ずその人の長所が控えていることがあるのです。
口下手の人には朴訥さが、
時間のルーズな人には人を楽にさせる呑気さが、
陰気な人には物静かさが、
おっちょこちょいの人には人を笑いに誘う要素が・・・
欠点と長所はいつも背中合わせなのです。
あまり神経質になって自分の欠点を直す必要はありません。
直そうとすると、かえってその背後の良さまで消えてしまう恐れがあります。
欠点を自覚して、
それをプラスに用いることを考えたほうがはるかに良いのです。