本日の心理学・名言6996-1

相手をやっつけようとの意図からではなく、
ただ自分とは違う見方を知りたいと単純に思うこと。

相手のまちがいを指摘するのではなく、
充分に言いたいことを話させて満足させる。

これはいい聞き手になる練習です。
一般に信じられているものとは逆に、こういう姿勢をとっても弱者にはなりません。

相手の意見を優先させたからといって、
あなたに信念がないとか自分の非を認めたということにはならないのです。

ただ相手の見方を理解しようとしているだけ・・・
まず最初に相手を理解しようとしているのです。

自分の正しさをたえず証明するには多大なエネルギーがいります。
ところが、相手に正しさを主張させるにはほとんどエネルギーがいらず、
むしろエネルギーが増大します。

相手の立場や意見を理解すると、幾つかの素晴らしいことが起きてきます。
第一に、新しいことが学べる、視野が広がる。
第二に、あなたがきちんと聴いていることが分かると、
その相手はあなたに対してもっと敬意を払うようになります。

これは無償の愛の練習でもあります。