本日の心理学・名言6991-5

A
グラスはすでに壊れたとみなす~

この教えの本質は、人生のすべては流転するというところにありました。
すべてに始まりがあり、終わりがある。
木は種から芽を出し、やがて土に返る。
すべては時間の問題なのです。
私たちは生まれ、やがては死ぬ。
*流転(るてん)=移り変わってやむことがないこと

グラスはいずれ壊れる。
この教えは心の平和をもたらしてくれます。
すべては壊れると思っていれば、
そうなったときも驚いたり、失望しないですみます。
なにかが壊れてもギョッとするかわりに、
それを持っていた時間に感謝するようになります。
一番簡単なのは、水を飲むグラスで練習することだろう。
お気に入りのグラスを出して、しみじみ眺めてみる。
次に、そのグラスが割れて床に飛び散ったところを想像する。
その時、すべてのものは崩壊して土に返ることを思い出すようにする。

もちろん、お気に入りのグラスでも何でも、
壊れて欲しいと願う人はまずいません。
これは無気力になるための処方箋ではありません。
物事をあるがままに受け入れる練習です。

B
#エンカウター
カウンセリングの一形態であり,
教師が用意したプログラムによって作業・ゲーム・討議をしながら,
こころのふれあいを深めていく方法である。
児童生徒たちに自分とは何かへの気づき,自己肯定,自己開示,他者への寛容などを学ばせ,
児童生徒相互の感情や情緒的コミュニケーションを回復し,
相互に認め合える人間関係を育てていくことをねらいとしている。