本日の心理学・名言6990-5

A
私たちがほめ言葉を口にしない理由は幾つかあります。
「別に私がほめなくたって、もう自分で分かっているのだから」とか
「彼女を尊敬してはいるけれど、そんなこと口では言えないし」
という口実をみんな口にします。
ですが、心からほめられると嬉しいかどうかと聞くと、
みんな口をそろえて「うれしいに決まっている」と答えるのです。

ほめ言葉を口にしない理由が
「何といっていいか分からない」とか
「恥ずかしいよ」とか
「もう本人が分かっているから」とか
「習慣がないから」だとしたら、
そろそろ代えてもいい頃です。

その人のいいところを相手に伝えるのは
「思いついたときに親切にする」のと同じです。

簡単にできること(慣れてしまえば)ですが、
結果は大きいのです。

一生ずっと人に認められたい、
ほめられたいと願いながら暮らしている人がどれだけ多いことか。
特に両親、夫や妻、子供たち、友だちに。
ですが、知らない人のほめ言葉でも
心がこもっていればうれしいものです。
その人についてどう感じているかを伝えることで自分もいい気分になれます。
それは優しい思いやり示すこと、相手のいいところに目を向ける行為です。

B
#行動随伴性
ある環境に対して、行動を起こし、それによってヨイコトが起こった場合、
あるいは嫌なことが無くなった(和らいだ)場合、その行動は繰り返される可能性が高い。

逆に行動によってヨイコトが無くなったり、嫌なことが起こった場合、
その行動が繰り返される率は低くなる。
このように考える行動分析学では、
「環境→行動→変化した環境」という一連の流れを行動随伴性と呼ぶ。