本日の心理学・名言6988-1

まず相手の立場を理解する~

これはスティーブン・コヴィーの「7つの習慣」の一つを応用した戦略です。
もっと満ち足りた人に(そして、もっと有能な人に)なるための近道として活用できます
基本的に「まず相手の立場を理解する」ことは、
自分を相手に理解させるよりも先に、
自分が相手を理解することの方を重視するという意味です。
自分と相手の間に豊かで内容のあるコミュニケーションを成立させたいのであれば、
まず、相手のことを理解するに限ります。
何処から来た人か、何を言いたいのか、
彼らが何を重視しているのかを先にこっちが理解すれば、
ほとんど努力せずに自然に相手から理解されるようになります。

まず相手の立場を理解することは、どちらが正しいか白黒をつけることではなく、
いかに効率のいいコミュニケーションを成立させるかということなのです。
こっちから理解しようと努めると、
相手は自分の言うことを聞いてもらっている、
自分は分かってもらっているんだと感じます。
それがよりよい人間関係につながっていくのです。

*スティーブン・コヴィーの「7つの習慣」
第一の習慣・主体的である
第二の習慣・終わりを思い描くことから始める
第三の習慣・最優先事項を優先する
第四の習慣・Win-Winを考える
第五の習慣・まず理解に徹し、そして理解される
第六の習慣・相乗効果を創り出す
第七の習慣・刃を研ぐ

人の持つ4つの資源(肉体、精神、知性、社会・情緒)を維持、再新再生するという習慣。
*刃を研ぐ人の持つ4つの資源(肉体、精神、知性、社会・情緒)を維持、
再新再生するという習慣。
例として、運動(肉体)、価値観に対する決意(精神)、読書(知性)、公的成功(社会・情緒)などが紹介される。