@A:
天才的能力を発揮するのに必要な遺伝子(又は遺伝的要素)は、
有性生殖する過程でバラバラにされ、
親と違った能力を発揮できるような遺伝子の組み合わせになるのです。
しかも、トレーニングが八割を占める、と言う調教師の発言は、
人でもトレーニングをしないと、
どんなに素晴らしい資質を持っていても能力を発揮できない、と言うことです。
エジソンは1%のひらめきと99%の汗、と言いましたが、
どうやら当っているようです。
せっかくの天才的資質を持ちながら、
自己卑下や自己嫌悪ばかりしていて、
発揮できずに一生を終える人が大勢います。
ただし、本人の努力(トレーニング)が必要なことはもちろんですが、
能力を発揮するためには、周りの人の励ましや応援も非常に大事です。
人間は、励まされて能力を発揮する動物だからです。
@B:
#カインコンプレックス
ユングによれば、
兄弟の関係において差別的に親の愛情を受けた場合、
それによって苦しんだ原体験は、兄弟以外の関係にも投影されていくという。
このコンプレックスを負う者は、
親の愛を巡る葛藤の相手となった兄弟と
同じ世代の周囲の人間に対して憎悪を抱くこともあるという。
これをユングは
旧約聖書、『創世記』偽典『ヨベル書』の神話を基に
「カインコンプレックス」と呼んだ。
一般的には、
兄弟間の心の葛藤、兄弟・姉妹間で抱く競争心や嫉妬心のことを言うとされる。