本日の心理学・名言272666-7

A
「順境にいても安んじ、逆境にいても安んじ、常に坦蕩々(たんとうとう)として苦しめるところなし。
 これを真楽(しんらく)というなり。萬(よろず)の苦を離れて、真楽を得るを学問のめあてとす」
中江藤樹の言葉である。

順境の時、人はつい慢心しがちになる。
順境にあって傲慢にならず、謙虚に心を落ち着かせている。
逆境の時もへこたれず、心が安定している。

どんな状況でも心が平らかでゆったりとし、状況に振り回されない(坦蕩々)。
それを真の楽しみという。

この真の楽しみを得るために、そういう人物になるために学ぶのだ、
と藤樹は学問の要訣を説いている。

人生を大成させる人は一様に、この要訣を体得した人であろう。

B
『視線から嘘を読み取る』

人間は、嘘をつくと右上を見るとのことです。
何故か?

まず、人間の脳は右脳と左脳に分かれており、
右脳は、想像力や直感などが支配し、何かを表現する力を発揮する、
左脳は、言葉や記憶を支配し、覚えたり考えたりする能力を発揮する、
の二つから構成されております。

そして、神経が交差しているため、
右脳は左半身、左脳は右半身を司っております。

つまり、左脳が活発の時は右半身が活動し、
視線も右に動きやすくなるとのことです。

嘘をつくときは、事実と違うことを意識的に組み立てるため左脳が活発となります。
そして、右半身が活動的になり、自然と視線が右上に動いてしまうのです。

あなた自身、または、あなたの話し相手も目線を注意してみてください。
これは私自身も含めて結構当たっております。
是非是非試してみてください!!