本日の心理学・名言272611-3

快楽原理~
「ウソのない生き方」がさわやかな満足感を生み出す!~

当たり前のことですが、
人は気持ちが良くなることはしたがりますが、
イヤなことはしようとしません。
これを「快楽原理」といいます。

人がウソをつくのは、この快楽原理によるのです。
ただし、短期的な快楽原理です。
しかし、こうした短期的快楽主義は、
その反動が大きいのです。

まず、ウソをついて気持ちが良くなったあとに
襲ってくる嫌悪感です。
そして、ウソの困った点は、
一回ウソをつくと、そのウソを隠すために
さらにウソをつかなければならなくなることです。

さて、ウソにはもう一つ困ったことが起こります。
ウソで簡単にものごとが進んでいったり、
欲しいものが手に入ったりするので、
地道な努力をしなくなります。

それに、一回ついたウソは次には色あせるので、
もっと刺激の強いウソをつくようになります。
こうなると自分でも止められないくらい
エスカレートしてしまうのです。

その解決方法は、ただ一つ。
ウソをつかないことです。
ありのままの自分で勝負するのです。

そして、短期的な快楽主義をやめて、
長期的な快楽主義を目指すのです。

目標に向かって地道な努力を続けて、
それによって報酬を得れば、
ここには自己嫌悪は全くありません。
さわやかな自己満足を味わうことができるでしょう。