本日の心理学・名言272602-1

人はもともと、
人に評価されるような存在ではありません。
自分の評価を人に委ねようとすると、
そこから苦しみが発生します。
この世で自分しか
自分を評価できる人はいないのです。
同様に、どこまでが自分の心に
忠実に行動したことなのかの線引きも、
この世では自分にしかできません。
これを人に委ねると、
苦しみが生まれます。
それは人は、
自分がした努力の10倍の賞賛を
期待するものだからです。

物事を何でも、
否定的な目で自己評価すると、
必ず結論は、
「やっぱり自分には才能はなかった」
となります。
自分の才能を疑ってはいけません。
好きこそものの上手なれ、なのです。
好きだ、ということこそ才能がある証拠です。

自分の才能に疑問を持つのは、
この世で自分の果たすべき役割に
出会っていないからです。

好きこそものの上手なれ、で、
好きなことを忘我の境地に達するまで
とことんやり続けると、
いつか、自分の「生き役」
(自分のこの世で果たすべき役割)に出会えます。
その役目を果たすと、
それが誇りとなります。

誇りを持って生きている人は、
世間から自分へ向けられた評価など気にしません。
たくさんの悦びを得て、
自己完結しているからです。
悦びを得ている、
ということを根拠に
自分で自分に評価しているからです。

人から褒められれば素直に悦びますが、
酷評されても、
そんな評価クソクラエと自信を持って無視できるのです。

自分の価値は自分で決める、
これが誇り高き人間の世界なのです。