本日の心理学・名言27247-3

@A:
自信過剰な人は“感性”が鈍る~
自信を持つことは、いいことです。
しかし、それがふくらみ過ぎるとやはり問題です。

それは、プライドだけに頼って
生きていこうとするからです。

プライド病とでも言うべき症状におかされた人達は、
口を開けば「私」のことばかりになります。
「私、私、私」と会話が続くのです。
こうした場合の修正策として会話の中で
「私」という言葉を少なくして
「あなた」という言葉を
たくさん使うようにすればいいのです。

「私は、こう思うんだけど」ではなく、
「あなたはどう考えているの?」と口に出すのです。
「私、私、私」では、周囲に人が寄ってきません。
注目されたいという気持ちを抑え、
自己中心的な考えを改めなければなりません。

@B:
感情表現を考える上で重要な前提は、
人間は感情を持っている動物であり、
しかも非常に多様で複雑な感情を
持つことができるということです。

ということは、人間は様々な感情を持ってもよいし、
それらを表現しなくてもよく、
表現してはならない感情はないということです。
しかし、私たちは日頃そのように考えて
生活していないようです。
表現してもよい感情、してはならない感情を区別し、
更に、表現してもよい人、
してはいけない人を決めているようです。

大切なことは、自分の感情をどう表現するか、
相手に脅威や不愉快な思いを与えないで伝えるか、
そして、どのようにして相手の感情も
きちんと受け取るようにするかです。

感情を表現しようとする時、心得ておくと助けになる事実は、
「感情は自分のもの」であり、
自分の責任で表現できるものだということです。
つまり、あることに対する感情は、
自分が起こしているのであるので、
必要に応じて自分でコントロールすることも出来るわけです。
感情は自分のもの、
だから自分の責任で表現してもよく、
またできるということです。