本日の心理学・名言2668-1

なぜ「昔はよかった」と感じてしまうのか?~

昔は良かったという人は、
子供の頃や学生時代に恵まれた日々を送って、
きっといいことがあったのでしょう。
でも、どの時代も一長一短なのです。
つまり、昔という時代は、そんなにいい時代でもなかったのです。
おそらく、今の時代の閉塞感や不安感から、
「昔はよかった」と思うのではないでしょうか。

さらに、当時、いくら生きていく上で大変で危険に満ちていたとしても、
それは既に過ぎ去ったことですから、今の自分にとっては何の脅威でもなく、
それが今となっては「よく乗り切った」という感慨につながるわけです。
また、その時代を知らない若い人に対して
圧倒的に優位に立てるという利点があります。
昔は良かったと訓示するのには、そういう快感もあります。
そして、過ぎた事を安心して話せます。
昔を懐かしむ傾向が強い人は、
今の状況、立場、待遇に不満な人が多いのです。

あなたが「昔は良かった」と思ったら、
いま、何かに不満があるのだと思ってください。
そして、その原因をつきとめ、
解決策を見出すように前向きに努力してください。