本日の心理学・名言2613-1

セルフイメージや自己肯定感が低くて、
かつ、80:20の法則で考えるのが苦手な
論理思考が下手な人ほど、
「全てが必要」と考える傾向があります。
例えば、こんな具合です。
・セミナーに出たとき、最初から最後まで、1秒たりとも聞き逃すまい!とする
・本を読むときに、「おわりに」まで、全部理解しようとする
・「何か月間の連続した講座」に参加するときに、
1日でも参加できない日があると不安になる

こういった人は、
何かを学んでもビジネスで結果を出すことはできません。
なぜなら、80:20の法則からすれば、
セミナーにせよ、本にせよ、講座にせよ、
本当に大事な20%だけをおさえればいいからです。
わかりますか?

セルフイメージや自己肯定感が低い人ほど、
「完璧に学ばなければいけない」と考えますし、
論理思考が苦手で、80:20の法則で考えられない人ほど、
「全ての情報に、ひとしく価値がある」と考えます。

あなたは、完璧に学びたいのでしょうか?
それとも、ビジネスで結果を出したいのでしょうか?
少なくとも私は、ビジネスで結果さえ出せれば
別に学びたくはありません。
そして、前者の、完璧に学びたいというような人は
ビジネスで結果を出すことはありません。
*セルフイメージ:「自分が自分のことをどう思っているのか」についてのイメージ
*80:20の法則:パレートの法則(パレートのほうそく)は、
経済において、全体の数値の大部分は、
全体を構成するうちの一部の要素が生み出しているという理論。
cf:売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している。
byお金の心理学