本日の心理学・名言2574-5

自己卑下、自己不信、自己嫌悪、そして人間不信は、
必ずセットで発生する。

人を信じられないという人は、
実は自分を信じられない人です。
自分の気持ちや自分の直感を信じられないのです。

そういう人は、
「自分ですら自分の気持ちを信じられないのだ、
まして人のことなど信じられる道理がない」
という風に、自己不信に陥っています。
そればかりではありません。
自分の直感を頼れない自分に
自信を失い、いじけたり、いたずらに自己卑下したり、
自己嫌悪したりします。
自己嫌悪したり、自己卑下している人は、
みんなに否定のサインを出してしまいますので、
人付き合いもうまくいかなくなります。
こうしてますます自己尊重できなくなって、
自己卑下、自己不信、自己嫌悪を強めてしまうのです。

そういう人は次のような言い訳をします。
「今まで間違ったものばかりを信じて失敗ばかりしてきた。
その私が“信用できる”と思うものなんて信用できない」
というものです。
悪循環ですね。
こうしてニセモノをホンモノと思ってつかんでは失敗し、
いっそう自己不信や自己卑下を強めてしまうのです

こんなウソだらけの信用できない自分ですから、
人の心もウソだろうと思います。
これが人間不信です。
自分自身が証拠ですから、
そういう人の人間不信は筋金入りです。