本日の心理学・名言2574-3

誰にでも好きな感情と、苦手、避けたい感情があるものです。
その中で、よくテーマになる1つが「緊張感」です。
あなたは、緊張感にどう対処していますか?

私は昔、
「緊張は良くないもの。避けたいもの」と感じていました。
そのために、
「緊張しないように」取り組むこともよくありましたが、
なかなかうまくいきませんでした。
そこで、よくよく自分の体験を振り返ってみますと、
「緊張感のある本番のほうがうまくいくケースが多かった
(本番だけうまくいったケースもありました、笑)」
「緊張する場面に備えて、しっかり準備を整えることができた」
などの、いくつもの成功体験が見えてきたのです。
その中で感じたのは、
緊張し過ぎると、思うように頭も心も身体も動かず、
うまくいきませんが、
適度な緊張感は、自分力を発揮することにも
役立っているということです。
それに気づいてからは、緊張を解消しようとするのではなく、
自分力を発揮するパートナー的な存在として
受け入れるようにしました。

緊張感は「もっとうまくやろう」とする、
もう1人の自分だからです。
そのお陰で、自分の力を奪うような緊張感ではなく、
自分の力を普段以上に引き出す、
適度な緊張感(ワクワク感にも近い感じ)に変化しています。
自分の気持ちを否定するのではなく、
それを受け入れ、仲間に加えていく。
すると、
理想に向かっていく新たな力になっていくことでしょう。
by【自己維新】