本日の心理学・名言2562-9

笑いの「元気回復術」

積極人間は決して深刻になりすぎることはありません。
最近の多くの研究によれば、
毎日十分に笑っていれば、
人の感情は楽観的になり、
運動場を駆け巡ることが分かっています。

繰り返すようですが、
普通われわれは感情に従って振舞います。
だから幸せなときに笑うものだと人は思っています。
しかし時には反対の場合もあるのです。
毎日十分に笑っていれば、
内側に潜む落胆や失意の感情は晴れ始めるのです。

スタンフォード医科大学の
ウィリアム・フライ・ジュニア博士は、
笑いと肉体の関係の活動についての比較を行いました。

それによると
笑うことによって吐く息がずっと多くなり、
心拍数も加速し血圧は上がり、呼吸数も増します。
酸素消費量が増加し、さらに顔や胃の筋肉を活発に動かし、
その他の筋肉をリラックスさせるという効果があり、
内蔵などもすべて刺激を受ける。
つまり全ての機能が笑うことによって元気づけられるのです。

この研究が示すように、
笑いが憂うつの解毒剤として有効であるならば、
悲観思考から楽観思考へ変わりたいと思う人は、
毎日の生活の中に
楽しい時間をつくり出すように工夫することです。