本日の心理学・名言2561-5

どんなに良い情況でも手放しで喜んでばかりはいられません。
と同時に世の中には一から十まで
悪いことばかりという情況もあり得ないのです。
というのは、われわれの心の中には、
何を一番重要視するかを選ぶチャンネルのようなものがあって、
そのチャンネルの合わせ方しだいで、
人生に対する価値観はいくらでも変えられるからなのです。
つまり、幸福と不幸を分けるのは、
周りの情況や運というよりは、
自分の心の中のチャンネルをどう切り換えるかなのです。
われわれは自分で自分の姿勢(色)を選べます。
人は自分の一生や日々起こる出来事に、
どんな色をつけるのかを
自分の意思で選んでいるのでいるのです。

そして。その色の積み重ねを、
われわれは「人生」と呼んでいます。
聖パウロは、はっきりとこう言っています。
「我々の精神の中身は、
大部分が自分の選択で、
すばらしいものにも、
低級なものにもなりうる。
つまりこの選択力を活用することで、
われわれは自分の生きる世界を自由に選ぶことができるのだ」