@成功の秘訣はこの「失敗への対処法」にある~
まずいことが起きた場合、
誰もがそれぞれ身につけている習慣的な方法で、
そのことを説明する。
それが説明スタイルであり、
セリグマンによれば、
その中に性格を解く微妙な鍵があるというのです。
セリグマンの質問は決して込み入ったものではありません。
そのまずい出来事の原因が、
一時的か永続的か、特殊なのか全般的なのかについての
考え方を問うのです。
失敗してもそれを永続的なものとは見なさない人もいます
(今回は失敗したけれど、これは私らしくない。
次の時はもっとうまくやろう)。
積極思考者は一般に、
ミスによって後戻りした分は取り戻せるはずだと考えます。
仕事を断られても、それが自分の性格の悪さのためだと考えて、
その後もずっと悩み続けるなどということは絶対にありません。
その代わりに彼らは人々に助けとアドバイスを求めて、
新たな行動プランを立てるのです。
*セリグマン:
アメリカ人心理学者で、
うつ病と異常心理学に関する世界的権威で、
学習性無力感の理論で有名であり、
その研究はポジティブ心理学の創設につながった。