本日の心理学・名言2530-1

何でも良いほうへと考える~
物事はどう考えたらいいか。
「自分に起こることは、
どんなことでも自分にとって必要でプラスになる」
と考えるのがいいのです。
最近流行の「プラス思考」というのは、
こういう考え方を指しています。

良いことが起きたときは誰もが良い方へと考えられます。
しかし、悪いことが起きた時に、
それを「自分にプラス」とは考えにくいものです。
試験に落っこちたり、大怪我したり、
家族が病気になったり、リストラされたり・・・
こういう時「よかったね」とは
自分にも他人にも言えることではありません。

ですが人生の真実は外面に現れた事柄を、
私たちが表面的に解釈してすむほど単純ではありません。

無意識の世界も含め、幼児体験、育った環境、
ライフイベント(就職、結婚、離婚、関係者の死など)などの様々は背景によって、
「仮定の世界」「準拠枠」と呼ばれる自己認知の世界は、
常に変化し続けているからなのです。

つまり、人生は私たちの思考を
はるかに超えているということなのです。
ですから、私たちは自分の身に起きたことで、
がっかりしたり悲しんだりして、
それでもう人生は終わったと思うのは間違いと言えるのです。