本日の心理学・名言2525-3

大いなる可能性を逸する六つの理由~

1:成長への欲求は本来弱いもので容易に抑えられてしまう
勉強することの大切さを知りつつ、
遊びの方が面白くてそちらに流される。

2:欲求の根底にある本能を悪いものと解釈しがちである
「なぜ、出世したいのか」との問いに
「お金がほしい」「異性にモテたい」と答えた人が多かった。
同時にそういう欲求を「恥ずかしい」という気持ちもある。

3:安定を求める気持ちが強く、
不安、心配、見通しのなさを嫌う
人間が普通の状態で七割から八割マイナス思考になるのは
安定を求めるからで、
それが文明の発達を促す原動力になった。

4:成長の過程で起きると予想される苦痛を避ける気持ちが強い
つらいこと、苦しいことは誰もが好まない。

5:文明の発達と文化の進展が満足を与え新しい冒険を疎外する
戦後の豊かな生活が招いた

様々なマイナスの変化がこれに相当する。

6:現状を保ち続けようとして習慣を破りたがらない
現在の日本のおかれている状況がまさにこれ!
変革を求められていながら
政治家や官僚、産業人の多くは
既得権益の防衛に奔走している。

組織も個人もこうした理由によって、
秘められた、より大きな可能性を自ら封じ込んでいるのです。
人から賞賛されたり、
自分自身で満足できるような成果を上げた人は
実はこの殻を破った人であります。
いかがでしょうか。
これらの項目が意味しているのは、
すべては自分自身の選択にかかっているということです。
今の人生が思わしくないとしたら、
その理由はあなた自身が
「そうなるような選択」をしてきたからに他なりません。