本日の心理学・名言2494-1

一般的には、相手の話す悪口やグチは聞きたくないものです。
ですが、それを「相手を理解する材料」
として聴くようにすると、
人を理解する力を高めていくことができます。

人を理解する力が高まると、自分を理解する力や、
人と良好な関係をつくる土台にもなっていきます。
そんな理解力を高めるためには、
相手の話から、「相手が大切にしたいこと」を
理解できるような聴き方をすると良いでしょう。

たとえば、
「Aさんは仕事が雑だから困る」みたいに話しているとしたら、
これを「Aさんに対する不満や悪口」として考えるのではなく、
この人(話している人)は、
「仕事は丁寧にやるべき」という考え方を
持っているのかもしれない、と想像していきます。
「Bさんは私語ばかりで全然仕事をやっていない」
みたいに話しているのならば、
やはり、これを「Bさんへの不満や悪口」
として考えるのではなく、
この人は「仕事中は仕事に集中すべき」
などの考えを持っているのかもしれない、
と想像していくのです。
相手の不満や悪口は、相手が大切にしていることの裏返しです。
相手を理解する、
1つのきっかけにしてみるのはいかがでしょうか。
by【自己維新】