本日の心理学・名言2472-1

@A:
芝生は雑草がなくなると枯れてしまうという。
人間も体の中にいろいろな菌がなかったら死んでしまう。
きれいにそろっているものは弱いのだ。
私たちはそれほど美しくもないし、完璧でもない。
多様でごちゃごちゃしたものを併せ持っている人こそ、
生き抜いていく地力があるというべきではないだろうか。
by斎藤茂太(さいとう・しげた*精神科医、作家)

@B:
「ころころと転ぶから心と言う」と、
小学生の頃から先生に教えてもらいました。
この自由自在にどちらでも転ぶはずなの心に、
永年の間に、
喜びの方に転びやすいか不足の方に転びやすいか、
腹立ちの方に心が頭を持ち上げやすいか

思いやりの心が浮かんできやすいか、
の癖が知らず知らずのうちについてしまうのです。
これが、その人の運命に大きく影響していることは
言うまでもありません。

もう一つ心には、
二つの心を同時に使うことが出来ないという性質があります。
神様の思し召しにかなった陽気ぐらしの心を使っている間は、
悪い心の癖は顔を出す間がなくて、
段々とその癖が消えてまいりまして、心は入れ替わり、
神様のご守護により、
よい運命にお導きいただくことになるのであります
用語集
by話の台第五集