本日の心理学・名言2465-1

ご利益があればこそ神様を信仰する意義も価値もあります。
信仰してもご利益があるやなきや分からんような
頼りない信仰は、最初からしないほうがよい。

ではここで言うご利益とは何か。
病気にならぬとか、商売が不況にならぬとか、
水害災難に遭わぬとか、子供が授かるとか言うような
ご利益を言うのではありません。
病気になろうが、商売に失敗しようが、
いかなる災難の中からも、
神様のご守護と慈悲を悟り、勇気と感謝の念に燃えたなら、
歓喜と陽気に満ちた心が開眼(注)する、
不幸に出会おうとも、
その中から勇み立つ喜びと希望の光を与えられる、
これほど確かなご利益はありません。
(注)ものの真理などを感じ取ること。
by話の台第一集