本日の心理学・名言2464-7

人間が避けて通ることが出来ない心の道は、
蒔いたる種は皆生えるということです。

私たちは形のある世界で、
形のあるものを使って生活をしています。
そうすると、段々とその形に頼ってまいります。
その最たるものがお金であります。
どうすればお金が得られるのかと努力をし、
基本的には努力をした人がたくさんのお金を得ています。

しかし、お金が貯まることと、
そのお金で心が満たされることは全然違います。
世の中では、
お金のある人はそのお金の力で人を押さえつけようとします
ところが神様の働きからすれば、
そんな人は、そのお金のために苦しむことになるのであります。

同じように、努力して一代で財を作り上げた人が
よく陥りやすい欠点は、
自分の努力に誇りを持つのはいいのですが、
自分の苦労体験で他人を判断して人を押さえつけようとします。
しかし、そんな人はやがて、人で苦しむようになり
最後には誰も寄り付かなくなってしまいます。

人は皆、大なり小なり自分の通った道に自信を持っています。
人より成功し自信に満ちあふれている人ほど、
自分の作ったものには、執着が強くなるものなのです。
ところが、
その執着心は必ず悲しい結果になってしまうのであります。
私は、いざという時には自分を捨てること、
自分を捨てたらたすかると思っています。

この場合、自分とは、心のなかの潜む、
おごり、虚栄心、維持、負けたくない・・・などであります。
by心の道