本日の心理学・名言2449-7

私達が生きている心底充実した心になるためには、
もちろん今を一生懸命に生きることは当然ですが、
それにもまして将来に目標を持つことであります。

私達は、いかなる人も目標を持った時には、
さあこれから、という心が湧いてきます。
この、これからという心こそが勇み心となるのであります。

どんな立派な過去の栄光があっても、
これから勇む心がなければ、全く面白く無いはずです。
人間はそのように創られているように思えてなりません。
過去は反省の材料で良いのではないでしょうか。

私達の身体も、手や足、目・鼻・口など、
全部が前に向かうように創られているように、
私達はいくつになっても、
これからという心を持たせていただくべきであります。
そしてこの心こそが、人生の最大の勇みとなるのであります。

目標は、世のため、人のために努力することであるときこそ、
本当の甲斐があります。
しかし、これには少々苦労も必要です。
ただし、苦労のない喜びもありえないのです。
つまらない苦労を捨てて、
良き苦労こそが人の道としての物種となるのであります。
*物種(ものだね):物の元となるもの。
by心の道