本日の心理学・名言2449-3

神の働きを感じるか感じないかは、
体験のあるなしにかかわらず、思う世界のことであります。
しかし、人間生活において、
この、思うということほど大切なモノはありません。

それぞれの思いというものは、この世の中で最も自由であり、
どんな人でも他者の思いを遮ることは出来ません。
従って、その責任は絶対に他人に押し付けられません。

神様に願う人は、神様がいると信じるから願うのであります。
神様が今も意思を持って働いてくださると
信じるから願うのであります。
人間に思いがあるかぎり、人の心には必ず願う心があるのです。だから、神様に願うことは何も悪いことではありません。

ただ、ここで問題なのは、願う人の態度にあるということです。それは、欲望のなすがママに願うことではなくて、
願う人の心の誠にのみ神の働きがあるのであり、
ご利益を与えてくださることを知ることが大切です。

誠の心とはどんな心でしょうか。
その一つは、この世に真実を求める心です。
次の一つは、何事にも感謝し、人を救ける心です。
そしてもう一つは、全てに美しいものを求める心です。

このことを心に納めると、
「神様の働きは願いどおりではなく心通りですよ」
ということがよく分かってまいります。
by心の道