本日の心理学・名言2427-9

話の上手い人は、
閉じた質問(YES or NO)と
開いた質問(YES、NOでは答えられないもの)
の使い分けがうまく、
さらに自分を相手に知らせることに躊躇がないのはもちろん、
それに加えて無料でも情報を出し、
おまけを付け加えるのが上手です。

つまり、要求された答えをするだけではなく、
質問に関連したことや自分の関心のあることを付け加えて、
相手と共有できる領域を広げます。

スムーズに進んでいる会話とは、
こんな「おまけ」が程よく加味されていて、
その結果、双方が一つの役割に固定されず、
自由に流れるものということが出来ます。

おまけの情報が加味されていないまま
役割分担が決まってしまい、
身動きできない会話になる理由は、
何らかの思い込みがあるからでしょう。
「余計なことは言ってはならない」とか、
「差し出がましいのはよくない」とか、
「目上人に答える時には、簡単に」などの思い込みです。

このような思い込みをなくし、
情報を膨らませて,
お互いかかわりを持つ領域を広げる努力をしたいものです。