本日の心理学・名言2425-5

これ以上惨めになりたくない。と思っている人は、
プライドという鎧をつけて、
自分が傷つくことから守ろうとします。
ところが、プライドという鎧で自分の身を守ろうとすると、
知らぬ間に自分の体から拒絶のサインが出てしまいます。

困ったことに、その拒絶のサインが、
最も自分に愛を注いでくれている人を最も傷つけしまうのです。その為、心温かい人ほど、遠ざかってしまいます。

逆説的ですが、実は「人を愛する」ことで、
自分の身を守れます。
愛する時、人は無防備な状態になっていますが、
しかし、相手の怒りよりも強い力で愛すれば、
自分の身を守ることが出来るのです。

しかし、愛の少ない人にとっては、
それは大変危険な行為に見えます。

なぜなら、愛するという行為は、
無防備な状態になるため、
相手の攻撃をモロに受けてしまうからです。
確かに、心を開いた量に比例して
ボロボロにされることは事実です。

でもここにジレンマがあります。
心に愛のない人ほど心を開かないので、
自分の愛を相手に伝えることが出来なくなりますし、
また、相手からの愛をもらうことも出来なくなります。

心を開く為に愛が必要なのに、
プライドという鎧で愛を拒絶しているので、
愛が入らないのです。
プライドの高い人は、
このジレンマから抜け出せない人々なのです。