本日の心理学・名言2394-1

「人間の最大の罪は鈍感である」──
『人生を勝利に導く金言』(野村克也・著)
「人間の最大の罪は鈍感である」 ──私はそう思っている。
一流選手はみな修正能力にすぐれている。
同じ失敗は繰り返さない。
二度、三度失敗を繰り返す者は二流、三流。
四度、五度繰り返す者は、
しょせんプロ野球選手失格者なのである。

なぜなら、そういう選手は失敗を失敗として自覚できないか、
もしくは失敗の原因を究明する力がないからだ。
「鈍感は最大の罪」とは、そういうことを指すのである。

「小事は大事を生む」という。
些細なことに気づくことが変化を生み、
その変化が大きな進歩を招くのである。
気づく選手は絶対に伸びる。
これは長年プロの世界に身を置いてきた
私の経験から導き出された真理である。