本日の心理学・名言2366-3

アメリカのある心理学者は、
人間関係の持ち方には、
大きく分けて三つのタイプがあると言っています。

第一は、自分のことだけ考えて、他者を踏みにじるやり方、
第二は、自分よりも他者を常に優先し、自分のことを後回しにするやり方、
第三は、第一と第二のやり方の黄金率とも言うべきもので、
「自分のことをまず考えるが、他者をも配慮するやり方」です。

アサーションとは、第三のやり方を言います。
実験している「アサーション、(自己実現)トレーニング」では第一のやり方を「攻撃的」または「アグレッシブ」、
第二のやり方を「ノン・アサーティブ」、
第三のやり方を「アサーティブ」と呼びます。

アサーションとは、
「自他の権利を侵さない限り、自己表現をしてもよい」
という意味なのです。
アサーションには、歩み寄りの精神があり、
お互いを大切にし合ったという気持ちが残るのです。