本日の心理学・名言2345-7

『あなたは最優先課題に取り組んでいますか?』
あなたはあらゆる場面(私生活、仕事等)で、
最優先課題に取り組んでおりますか?

先日ある社会人にお会いして次のようなことを言ってました。
「毎日終電帰りでとても忙しいんです。
あらゆる資料作成、事務処理、お客様への挨拶等、
それなりに充実していますし、
会社も期待してくれているのを感じます。」
私は少し違和感を覚えました。

そこで、その仕事はあなたの本当にやりたいことに
繋がってますか?と訪ねた所、
「私が本当にやりたいことは、企画部門に行くことなので、
直接的に役には立っていませんが、いずれ時間を見つけて、
企画の勉強をするつもりです。」
この方は、恐らく最優先課題(自分がやりたいことへの投資)を把握していないのでしょう。

課題にはよく、
1)緊急であるが、重要でない
2)緊急であるが、重要である
3)緊急でないが、重要でない
4)緊急でないが、重要である、
の4つあると言われております。
この方は、1)の課題にのみ取り掛かっているのです。

重要というのは、
自分のやりたいことにたいして重要か?

重要でないか?
という意味です。

確かに、会社にとっては重要かもしれません。
しかし、この方にとっては重要でないのです。
では、どこに時間を注力するべきでしょうか?
それは4)です。

あなたは企画部門にいないので、緊急ではありません。
しかし、あなたのやりたいことに繋がるので重要なのです。
やりたいことをやるには、
この4)にいかに時間をつぎ込めるかに
かかっております。
4)の具体例としては、
勉強・自己啓発・準備・人間関係作り等が
あると思います。
そのためには、1)の時間をいかに削減し、
4)の時間を作る必要があるのです。
あなたは、4)の時間を意識的に作ってますか?