本日の心理学・名言2342-3

時間が経てば、
過去の辛い出来事を忘れることが出来る
と思っている人は多いようです。

しかし、残念ながら私たちの心は
そんなに便利に出来ていません。
時が心の傷を癒すことはほとんどありません。

過去の辛い出来事を本当に忘れることが出来るのは、
毎日を生き生きと楽しく生きた人に限られます。
そういう人が過去を振り返ると、
確かに辛い思い出がいつの間にか小さくなっています。

しかし、未だに自己実現していない人、
つまり、今も毎日を楽しく生きていない人は、
過去の辛い思い出は決して小さくなりません。

では、どうすればいいのでしょうか。

過去の辛い出来事を直視することです。
むしろ、見て見ぬフリをするから、
かえって辛さが大きくなるのです。
直視したら、その瞬間は辛くて泪が出ますが、
しかし、その泪がその傷に関しては人生最期の泪となります。
後は笑って暮らせます。

自分の過去を笑って人に話せるようにならないと、
解決したとは言えません。

笑って語れないような辛い過去をいっぱい持っていると、
人に心を開くことは出来なくなります。
なぜなら、心を開いた途端、

自分にした隠し事が飛び出してしまうからです。

人に心を閉ざすと、
自分を応援してくれる人を探すことも出来なくなります。