本日の心理学・名言2320-1

「長所を増やす」練習があります。
長所を発見する考え方や方法を以下に示します。

%能力から考える
#人から受けた評価を振り返る
#人よりも上手にできることを見つける
#人が嫌がることで、自分なら平気なことを見つける

%性格・性質から考える

#人から受けた評価を振り返る
#短所を裏返して考えてみる

#性格特性語のリストから自分に当てはまるものを探す
性格特性語の例:自制心が強い、知的な、洗練された、清潔な、情熱的な、たくましい、積極的な、エネルギッシュな、健康な、快活な、おおらかな、やさしい、思いやりのある、社交的な、
明るい、などなど

%動機・価値観から考える
#自分は何がやりたいのか。
#自分が成し遂げなければいけないと思うことは何か。
#自分は何をすることに意味や価値を感じるのか。

長所・個性がわかると良い点は、
まず「自信を持てる」
「自分を肯定できる」
「自分を好きになる」ということです。

何ができるか、何が向いているかわからない、
やりたいことがよくわからない、できるかどうか不安。
どうせ自分にはできない。
私には成功体験がない・・・
このように考えてしまうのは、
たいてい、「自分のことをよく知らない」状態のときです。

その状態から、自信・肯定・好きになっていくには、
「私は~ができる」
「新しいことができるようになっていく力を持っている」
「何を大切にしていて、何に心を動かされるのかわかっている」
「どんな経験を積み、そこからどんな学びを発見したのか
理解している」
「私の力を引き出すにはどうすれば良いのかがわかっている」
など、自分を深く理解していくことなのです。

自分を知る。
この言葉に、ネガティブな反応を示す人が、
結構な割合でいるのです。
それらは、自分の「ダメな点」や、
「直す・正す必要があること」
「克服しなければならないこと」
「恥ずかしい過去」などを連想していて、
自分を知ることが、
苦痛をともなうことだと感じているからかもしれません。

ですが、自分を知ることは、持っている力や、
本来の好きなことに気づくためのものなので、
楽しくなっていく作業です。
ダメなものをなおすようなニュアンスではなく、
持っている良い面を磨いていくような方法です。

また、過去の自分を見ることだけが
自分を知る作業ではありません。

「未来に向けて、何を考え、想像しているのか?」とか、
「どんな私になりたいのか?」など
未来に向けてあれこれ考えているとき、
そこにも「自分らしさの大切な一面」が含まれているのです。
そんな未来に向けたワクワクの中から、
自分らしさを発見していくのですね。

フロントページに戻る

ニックネーム (必須)

メールアドレス

件名「~について」など

ご感想など