本日の心理学・名言2271-7

恋がうまれやすい状況とは?

#はじめにマイナス感情があるほど恋は生まれやすい。

ある心理実験によると、
はじめから終わりまで終始一貫して
好意的な態度を示してくれた人よりも、
はじめは非好意的な態度を示しておいて
徐々に好意的態度を示すように変化した人のほうが
好かれるという結果が出ました。

この結果からいえることは、
ある人の好意を獲得するためには、
はじめから好意的態度をとり続けるよりも、
はじめのうちは無関心のふりをするか、
むしろ拒否的な態度をとっておいて、
しだいに積極的な関心を示し、
好意を明らかしていくほうが効果的であるということです。

#自尊心が傷ついたときは好意が愛に変わりやすい

そのときの自尊心の状態によって、
相手に対して感じる魅力も変わってきます。

人は自尊心を傷つけられたときほど
相手の好意を受け入れやすいという傾向があります。

日頃は周りの女性に目もくれず仕事一途といった男性でも、
何か失敗をして自尊心が大いに傷ついたときに
女性から優しく声をかけられると、
いつものように冷静な気持ちではいられないはずです。

#両親の干渉があった方がうまくいく

「ロミオとジュリエット」の物語に代表されるように、
恋に落ちた若い男女に対して、
両親が干渉するということはよくあることです。

ところが、自分の子供の恋愛に対して、
むやみに反対することは逆効果となることが多いです。
なぜでしょうか?

両親の干渉にあった恋人たちには
「集団の団結力」という心理が働きます。

集団の団結力とは、
共通の外敵の存在によって強められる結束力のことです。

共通の外敵が存在する場合は、明確な目標のもとに
より強固な団結を確立することができます。

ところが、共通の外敵が存在しない場合は、
さし迫った状況がなくなるため、
内輪もめが起こりやすくなるのです。

この心理メカニズムは恋愛においてもあてはまります。

つまり、両親の干渉が強ければ強いほど、
二人の愛情の絆がますます強くなるということです

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