@A:
思い通りにいかないとき~
「時期いたらず」と解釈して、じっと待つのもひとつの方法です。
耐えたり待ったりすることも、成功のための重要な戦略なのです。
ただし、“待ち方”の工夫はしなければいけません。
何もしないで漠然と待つのは
「チャンスをつかむ待ち方」とはいえません。
「しなければならないこと」はきちんとこなし、
チャンスが巡ってきたらすぐに出勤できるように
大勢を整えて待ち構えるのです。
計画を放棄したり準備を怠っていたら、
チャンスがきても活かせないのです。
「思い通りに行かない」と嘆く人は、
願望や計画から離れてしまうことに
チャンスをつかみ切れない最大の原因があるのです。
どんな人間にもチャンスは訪れます。
ただ、そのチャンスをものにできない人が多いだけなのです。
「チャンスは備えある人にだけ恵みをもたらす」
@B:
してよい失敗、悪い失敗~
してよい失敗というのは、新しい試みの失敗のことです。
失敗とは何か。それは方法論の誤りを告げるメッセージなのです。
ですから失敗を繰り返して行けば、自動的に成功に近づくのです。
そう思ってやれば失敗の山を築こうと、
いささかもめげることはないのです。
悪い失敗とはどのようなものか。
それは同じ失敗を繰り返すことです。
このような人は、頭の中のイメージが以前と変わっていないのです。
二度と同じ失敗をしないためには、
イメージ転換をはかるのが最も有効です。
イメージ転換は難しいものではありません。
これまで繰り返してきたマイナスの想像をやめて
プラスに転じるだけでいいのです。
「失敗が恐い」と思ったら、次の言葉を思い出しましょう。
「臆病でためらいがちの人間にとっては、一切のことが不可能である」「失敗しない者はついには何事も成し得ない」
臆病で非活動的な人は、
結局、人生の価値、充実感、真の喜びというものを
ほとんど知ることなく、一生を過ごしてしまうことになるのです。