本日の心理学・名言2172-5

感情が出てきにくい理由には、いくつかあります。
(1)元々、気質的に「落ち着いた」気質である
(2)感情が「完了した」と勘違いしている
(3)感情を出してはいけないと思っている
(4)プラスのエネルギー不足

このパターンを持っている人は、
(1)元々落ち着いた人であるということが多いと思います。
感情というのは「体質」に似ているわけです。
体質的に、落ち着いた気質である、みたいな話。
他の、変えられる要因についても、目を向けてみると、

(2)感情が完了したと勘違いしている
これはね、とてもつらい出来事があったとするでしょ?
そのあとしばらくは、感情があふれてしまって
困る時期があると思います。
ここで、多くの人は「完了した」と勘違いしてしまうんですね。
実は終わっていない。

潜在意識(自覚できない感情)下にある
感情の方がまだ完了していないんですね。

落ち着いてきてからは、むしろ、
積極的に感情を開いて、悲しみをちゃんと吐き出して、
本当の意味で完了させるようにすることが大事です。

3)感情を出してはいけないと思っている
感情をちゃんと出して、完了させることは大事です。
フタをして【ニセモノの冷静さ】を作るのではなく、
完了させて【ホンモノの冷静さ】にたどり着くことを、
心がけましょう。
要するに、感情は感じることが大事だ、と自覚することです。

(4)プラスのエネルギー不足
これも、【クールな人】にはありがちなんですが、
【ホットな人】よりも、感情を出すために、
より多くのプラスのエネルギー(≒元気)が必要であることが、
よくあります。

心の底から、心のプラスエネルギーを受け取って、
イキイキとしている感じは、ないままに、生きることにもなります。

可もなく不可もなく、という言葉がピッタリですかね。
ワクワクすること、イキイキしていることを、置き去りにして、
いい子として、ちゃんとしている人として、
問題を起こさない人として、
生きている、そういう感じ。
by女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学

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