本日の心理学・名言2170-5

人の弱味は見て見ぬふり
人の弱点は不用意にふれない。
これは人と人との関係で心しておきたいことです。
人は誰でもウィークポイントを持っています。劣等感もあります。
恥ずかしい過去やふれられたくない部分もあります。
しばらくつきあっているうちに、
どんなことに弱みがあるのかわかってくるでしょう。
ここがわからない人は、残念ながら人間関係が上手くいきません。

知らずにふれてしまうこともありますが、
わかってきたら、
なるべくふれないようにするのが思いやりというものです。

人の弱みを知ると、
わざわざそこをチクチクと責める人をたまに見かけますが、

これほど品のないこともありませんね。
また、人が劣っている部分を「鍛えてやろう」といわんばかりに、
わざと人前でとりあげている人もたまにいます。
よほど指導力のある人ならともかく、
たいていの場合は、体(てい)のいい「いじめ」だと思うのです。

「ああ、この人はこういうことにイヤな思い出があるのだな」
と気づけば、
その人と一緒にいるときは、その話題はさけたほうがいいでしょう。
知らない人がそちらの話にいきそうなら、
さりげなく話題を転換してもいいでしょう。

そういう思いやりが大切です。

たまたま、知人の悪い噂を耳にしたり、
その人の失敗談などを聞いても、

知らぬふりをしたほうがいいのです。
わざわざあげつらわなくてすむことでしたら、
そうした方がずっといいと思うのです。

誰でも自分の悪い噂は最小限に食い止めたいと思うもの。
むろん、自分がスピーカーになって、
広めてあげる必要もありません。

「あの人、こうなんだって」と
人をおとしめるようなうわさ話は慎んだ方がいいでしょう。

「人の弱みは、見て見ぬふり」
それがいい人間関係を築くうえで得策なのであれば、
意識しておこなってみる価値があると思いませんか?
*体のいい:
表向きで言うのにはちょうど言い、他人に聞こえが良い、
といった言い回し
by心のストレッチ

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