本日の心理学・名言2139-1

個性の扱い方。

「出る杭」になってしまう人
これってね、「突出した個性をどう生かすか」の話なんですね。

いきなり、大きなスケールの話になりますが、
従来、日本の教育は、均質な人間を育てる方向を向いていました。
これは、規格大量生産の時代で、
しかも、オリジナリティーのあるお手本は海外にあり、

マネして、その次に、改善改善で改良して、
追いつき追いこせ、で頑張る。

そういう時代の要請には応えていました。

まあそれはそれで、一定の意味があったのかもしれませんが、
突出して出来る子は、もっとやりたい、もっと知りたい、
もっと自分を伸ばしたい、

と思っても、そういうチャンスをもらいにくかった。

今でこそ、NHKとか見ていると、
アスペルガーだけど天才的な素質がある子を、どう生かし、伸ばすか、
みたいな特集が普通に組まれてますが、
いま特集されているということは、ようやく舵を切ったところということ。
いま、大人になっている人たちは、
個性を生かす教育の中で育つことが難しかった。

そう言ってもいいと思います。
社会問題を提起したいわけじゃないんですが、
足りない部分に意識を向けたい、ということです。
by女と男の「心のヘルス」ー癒しの心理学

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