本日の心理学・名言2136-3

女性のメイクに関して次のような実験報告があります。
「プロにメーキャップされた女性は、自分で化粧した場合よりも、
対人距離が近くなった。(中略)
これは化粧されたことで、より外交的になり、

行動も積極的になったことを示している。
化粧により自分の顔が
美しく変化していくこを実感すると、
自己の満足感が充足し、

それが自己肯定につながり、自尊心も高まる。」
(参考:「裏心理学大全」斉藤勇著 宝島社)
つまり、メイクで変化した自分を鏡を通して認識し、
美しくなった自分を実感すると自分に自身が出てきて、
行動が積極的になるということ。

これは心理学の「自己認識」という概念にも関わってきます。
人には次の5つの階層があります。
自己認識
信念↑
能力↑
行動↑
環境↑
そして、
このうち最も影響力が大きいのは一番上にある「自己認識」。

極論すると信念や能力があっても、だとえどんなに行動しても、
どれほど環境に恵まれていても、
「私はダメ」
という自己認識があると何もできないということ。
反対に
「私って天才だ!」という
自己認識があると周りの人がどう言おうが、

能力があろうがなかろうが関係なく、
その天才の実現に向かって人生を進んでいける。

女性の場合にはその自己認識を高める方法論の一つが
メイクなのかもしれない。

こんなことを書くと女性の方から「女性はそんなに単純じゃない」
とお叱りを受けるかもしれない。
でも、医学博士・能楽学博士・ベストセラー作家である佐藤富雄先生も
仕事や人生で女性が成功する秘訣をこう言っている。
「一番大切なポイントは
自分が自分を魅力的ないい女と思えるかどうかです。

他人と比べる必要など少しもありません。
生まれつき美人か否かも、問題ではありません。
要は、その人自身がどう思っているかがすべてなのです。」
(「愛されてお金持ちになる魔法の言葉」佐藤富雄著 ぜんにち)
男性には分からないかもしれないけれど、
女性にとって

自分が美しく変化していくことを
実感するというのはとても大切なこと。

女性スタッフの多い職場の責任者となっている男性の方は
一度、メイクアップ研修を実施してみてください。
社内や店内の雰囲気がガラッと変わりますから。
byビジネス心理学

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