本日の心理学・名言2135-5

不幸な人ほど、幸福の何たるかを知らないので、
たとえ幸福を手に入れることがあっても、
価値を見出せずに手放してしまう、理由は三つほどあります。

A:目に見えるもの(ブランド、学歴、金、地位、名誉など)
しか見えないからです。 

見えないもの(愛、勇気、優しさなど)を軽んじ、
見えるものに執着します。
しかし、その執着している自分の醜い姿は、見えないのです。
自分の不幸の象徴的な姿が見えないので、
自分が不幸な状態にあることを自覚することが出来ないのです。

B:不幸な生活をしていても、
「人生とはこんなものだろう」と思い込んでいるためです。

自分が悦び少ない人生を歩んでいると,
人もそんなものだろう、と思い込んでいるのです。
素晴らしい悦びと感動の世界がこの世にあるなんて、
思いもしない人なのです。
この悦びの世界を知らない、
ということこそ不幸であることの核心でもあります。

C:自分の本当の気持ちに鈍感なので、
空虚さは感じても問題意識が低いからです。

心を満たす為に時間とエネルギーと金を使うのではなく、
何か他のどうでもいいことに使ってしまうのです。

何かをするということは、他の何かをしないということです。

そういう間違った行為をしているから、
幸せになる行動をしなくなるのです。

幸福の何たるかをしっている者だけが、
この世で最も大切なことは何か、を知っている人で、
そういう人だけが、
人に人生の何たるかを教えることが出来るのです。

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