本日の心理学・名言2064-3

カウンセリングをしていると、
「◯◯ならば、△△する」
こんなふうに、クライアントの方がおっしゃる時があります。

「やさしくしてくれたなら、やさしくしてあげる」
「いい子でいたら、ほめてあげる」

「お金があったら、旅行にいく」「時間があったら、読書する」
「スキルや資格がとれたら、起業する」
こんなふうに、何らかの条件が満たされたなら
行動する(つもり)ってことを
考えているときって、
実は多くの場合、本心では行動するつもりがない…。

もっというなら、行動したくないっていう思いがあったりします。
なんでそう言えるのかというと、
条件が満たされたときの
定義付けがそもそも曖昧、
あるいは、むちゃくちゃ厳しいっていうケースが多いんです。

ですから、いつまでたっても、行動することがないんです。
行動したくないならそれはそれでOKなのですが、
意識では行動したいワケで…
そして、行動できない自分を
「決断力がない」
「精神力が弱い」
「やさしくない」などと、責めてみたりするんです。

何か条件を付けていることで、
行動の先延ばしをしていることがあるなら、

その条件自体を「無かったことにする」で、とりあえず行動しちゃう。
で、様子を見ながら、またちょっと行動してみる。
後はこの繰り返しっすね。
本当の本当にその条件がないと、
行動してはいけないのかよく吟味してみる。

すると、「まあ、いっか~」と思えたりします。
行動したくない自分と向き合ってみるってことですね。
その方が、最初は面倒でも、あとでスッキリします。
byうまくいく人の目標達成術

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