本日の心理学・名言2049-1

人は励まされないと元気になりませんが、
それが出来るのは、
寂しくない人だけです。

なぜなら、励ましあいをするためには、
自分が悦びを持っていることが必要だからです。

悦びを持っている人だけが、
人と悦びを分かち合って悦びを倍増できるのです。

人と会った時、楽しい時、感動した話をしたいがために、
人は人を求めるのです。
これが本来の人間関係の姿です。

逆に、寂しいから、その寂しさを寂しい人で紛らわそうとしてもダメです。寂しい人を寂しさを寂しい人で埋めることは出来ないのです。
人は自分の得た悦びを分かち合ってこそ、
つまり、共感されてこそ人生を楽しめるのです。
「悦びを分かち合う悦び」を知ってこそ、
人間関係の何たるかが分かるのです。

でも、ここにジレンマがあります。
人は励まされないと、楽しい事をする元気が出ません。
でも楽しいことをしないと、分かち合う悦びが得られないので、
共感されることも出来ないし、共感することも出来ません。
堂々巡りです。

こういうときは、知恵が強力な武器です。
こうした同道巡りの閉鎖回路を壊すのは、
前向きの姿勢(意欲)と問題意識の高さと知恵だからです。

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