本日の心理学・名言1988-1

@A:
今まで持っていた確信が崩れ、
生きる手がかりさえなくなってしまったように思える時、
どのようにして生きる手がかりを見つければよいのだろうか。
それには、次の二つのことを片時も頭から去らせないことです。
一つは「自分で解決できない問題は自分の身には降りかからない」
ということ。
自分に降りかかってきた限りは自分で解決できる。
これは人生の真理で一つの例外もありません。

もう一つは「解決策は思いもかけない形でしばしば訪れる」
ということ。
思いもかけない形来るのだから、
その時いくら知恵を絞ってもよい答えが浮かばないのです。
状況が絶望的に思えてくるのはそのためですが、
出口はちゃんとあって、必ず明るい外へ出られるのです。
なぜなら、人生における「思いを叶えるために必要なこと」は
これに尽きるからです。

@B:
苦難や障害を「自分にプラスになる」と受け取って、
それを行動のエネルギーに変え、
あるいは楽しんでしまう人間を目指してほしいものです。
困難や苦しみを引き受けることは、自分を高めるだけでなく、
決して失望することのない大いなる希望を見出すことなのです。
「朝は希望に目覚め、昼は努力に生き、夜は感謝に眠る」
ある青年が自分のお母さんの口癖だったと
知人に教えてくれた言葉です。
とても魅力的な言葉だと思います。
ちょっとしたことですぐに失望したり、
やるべきことを怠けようとしたり、
つらいことから逃げ出したがるクセのある人は、
この言葉をモットーにしてはどうでしょうか。

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