本日の心理学・名言1955-3

批判力もこう使えば“頼もしい武器”に~

もともと皮肉が習慣となっている人は、
「どこに問題があるがあるか」を見つけるのに
天才的な能力を持っています。
鋭い嗅覚で、的確に問題を見抜いてしまうのです。
したがって、それを肯定的に使えば、
自分の「いいところ」を伸ばす為に
役立てることが可能になるのです。

批判力は自分のあやまりをただし、作り変えるカギなのです。
そして、それを有効に行うには、ちょっとしたコツがあります。

それは“提案型”の批判を心がけることです。
「私は完全に間違えている」というような批判ではダメです。
それでは問題が漠然としすぎていて、
取り組むべき課題が見えてきません。
そうではなく、
「~~をやるため、~~したらどうか?」

という具合に提案するようにしましょう。

取り組むべき課題が見えてきたら、
次に行動計画を立ててみるのです。
その時も持ち前の批判力を使って、
自分に甘すぎない目標を立てるように努めましょう。
また、批判しがちな人は、その批判力を自分に向けることで、
プラスの方向に転じることができるのです。
他人の粗探しをするときにその力を使うのは間違いですが、
自分自身を変えることに使うのであれば、
これほど頼もしい武器はありません。

批判力を他人に向けているうちは危険ですが、
自分の欠点を改善し、
理想の人間につくり変えるための武器にするなら、
極めて役に立つ道具となってくれるのです。

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